子供にとって初めての社会
遊びの中で学ぶ事
仏さまのみおしえを基礎に、たくさんの「楽しい体験」を通して「豊かな心」
とそれを支える「たくましさ」を育てます。
楽しい生活の中から、「ひと」とのつながりを深め、相手の立場を大切にする思いやりや協調性を養います。なにより、はじめて「家庭から外の社会への第一歩」を踏み出した子どもたちに「生きることの楽しさ」を充分に感じ取ってもらいたいと思います。
話を聞くという姿勢を大切にし(まずスタッフが子どもたちの話をよく聞くことからはじめます)、そこから生まれるのびのびとした言語表現や豊かな人格「ひと」への信頼を大切にします。
子供も保護者も先生も笑顔
創立1933年(昭和8年)
脈々と受け継がれる精神
超光寺幼稚園が出来たのは昭和8年。幼稚園の年齢は88才。今91才のおじいちゃんおばあちゃんが最初の卒園生だとか。決して「古いからイイ」なんてことを言うつもりはありませんが、おとなになった時に、そこに変わらずにあって、なにかしら暖かい想い出の対象であることができるといいなと思っています。園には、卒園生たちがよく遊びに来てくれます。そのことは、私たちにとっては、こっそりと自慢の種なんです。いつまでもそんな幼稚園であり続けたいと思います。
伸びる知性
やってみよう!がたくさん。
さまざまな「遊び」体験の中で、それぞれの子どもたちが自分の能力をフルに発揮することが出来るように援助をし「生きた知能」=「智慧(ちえ)」を育てます。
できるかどうかわからないけど「やってみる」ことが大事。失敗しても乗り越えて、いつか出会える「できた!」の喜びに向かって進み続けるサポートをします。そうして歩んだ道のりは子供たちは保護者の方々、かかわってきたすべての人たちの心を豊かにします。
みんなで考える力
自分たちで考え、協力することの大事さ
超光寺幼稚園では、年少組や年中組の間は、「あたたか~い空気」の中で、急がず「ゆったり」と、アットホームな感じで生活をするように心がけます。しっかりしたとした基礎を作るという感じでしょうか。ここをしっかりしておくと、年長になり「自分で『意欲』を持ち始めた」子どもたちというのは「相当なこと」を軽くこなす「力」を持つようになります。我々は、そんな年長組の子どもたちの前に様々なハードルを用意します。運動会ひとつとっても「鼓隊」に「組み体操」「リレー」「カラーガード」「パラバルーン」などに挑戦です。確かに、その時は大変なんだけど、「みんなで立ち向かい」クリアーした時に生まれる「充実感」と「プライド」こそが、ここでのキーワードです。
基本は、のびのびすくすく。
教育の心得
なぜ「体験」を重視するかというと
子どもたちが「生のモノに触れて実際に体験をし『ワクワク』したり『ドキドキ』したり『おもしろがる』機会」というのは圧倒的に減っています。「好奇心」だとか「試行錯誤」というような、子どもたちが生きていく上で、成長していく上で本当に必要なモノは、「幼児」というこの時期に「たっぷり遊ぶこと」を通して育つモノです。「え?好奇心ってそんなに大事なの?」もちろんです!!
勉強をすること、いや仕事をする上でも「好奇心」を持って生きているかどうかって、その人の「生きることの充実感」を大きく左右すると思いませんか。いや、それ以上に、「誰かを好きになる」とか「人を好き」ってことの基礎にあるのが「好奇心」です。そうですよね。本当のところで「ヒトを好きになる」ことがわからない子どもたちが、思春期を迎えて色々な「事件・トラブル」を起こしてしまう、なんとも痛ましいことです。目先の「お利口さ」を求めて「そんな子」の予備軍を育てようとはされていませんか?
生きていく上で一番大切な「好奇心」を大切に育みたいからなんです。